レッスンをしていて生徒さんたちがよく言うこと
「この曲が弾けない」
聞いてみると、楽譜が読めていないことが原因で、楽器を弾く動作に支障が出ていることが多々あります。もちろん、これも「曲が弾けない」ことなのですが、生徒さんが感じている弾けないと、講師側が感じている弾けないにズレがあるように思います。
曲を弾くためには、
①音程を読む
②リズムを読む
③楽器を弾くための動作を行う
この3つが必要です。
生徒さんたちが思う弾けないは
③の弾く行為が出来ないがために曲を弾くことが出来ない
講師側が思う弾けないは
①・②が理解出来てないから弾く動作もスムーズにならず、結果「弾けない」
この違いは同じ弾けないでも大きな差なのです。
ソルフェージュと聞くと難しいイメージだったり、そんな専門的なことは必要ないと思われるかもしれませんが、①②がまさにソルフェージュで楽譜を読む・理解するということ。特に大人から楽器を始めた方は、この部分に時間をかけて勉強、練習する機会が少ないことでしょう。
これは平仮名を覚えてしまえば考えなくても読めるようになるのと同じで、理解できるようになれば、新しい曲でもすぐに読めるようになります。なので、この部分が原因で曲を弾けないでいることは、講師側からすると、とてつもなく勿体ない!
ここがクリア出来ていれば、より綺麗な音を出す方法や、メロディを歌うということなど③の楽器を奏でることに専念でき、音楽を感じる楽しさが倍増するはず。
そんな思いから、このSupporting Music を立ち上げることにしました。
オンラインレッスンだからこそ出来るやり方で、みなさんの音楽ライフをサポートさせていただきます。