Supporting Music

オンライン通話を使った大人向けのオンライン音楽教室、またコンサートやワークショップなど音楽に関するあれやこれやを企画しています

オンライン発表会を開催します

本来、春先は発表会や定期演奏会などイベントが多い時期です。
しかし、今年は新型コロナの影響でイベント中止が相次ぎ、練習した曲の発表出来る場を失った方も多いことでしょう。

そこでSupporting Musicでは自粛期間中に磨いた腕前を披露していただく「オンライン発表会」を開催します。
それぞれの画面の前での発表とはなりますが、出来るだけリアルな発表会にするため、本来の発表会と同じ環境づくりを目指します。
本番までのドキドキ感、弾き終えたあとの達成感を是非、味わっていただきたいです。

 ♪ 伴奏が必要な曲にはプロのピアニストが弾いた伴奏音源を作成し、それを使って一緒に演奏していただきます
 ♪ プログラムを作成し、演奏順番を決め、出演者同士が聴衆となります

ホールで演奏出来るようになるまでは、あと少し時間がかかることでしょう。

・本番が飛んでしまったリベンジ
・自粛期間中に腕を磨いた成果発表
・楽器練習のモチベーションをアップ etc.
目的は何でもOK。

本番がないと曲を仕上げる完成度が低くなりがちです。
この機会にきっちり仕上げて、次のステップへ進めるようにしましょう。

  • 日時:7/5(日) 14時開演 
  • 募集楽器:ヴァイオリン・ビオラ・チェロ・ピアノ
  • 編成:上記楽器のソロ、または上記楽器を含むアンサンブル ※1
  • 参加条件:Supporting Musicのレッスンを1回以上、受講していただくこと(無料体験と合わせて2回以上) ※2
  • 参加費:ピアノソロ、アンサンブル以外、ピアノ伴奏作成費 2,000円(初回割引) ※3
  • 締切:6/17(水)まで
  • 講師はこちら https://supportingmusic.com/teacher_list
  • 申込・質問はこちらから 
  • docs.google.com

※1 アンサンブルを希望される場合、レッスンは編成に含まれている募集楽器の講師より選択してください。
例)フルート&チェロ&ピアノの場合、チェロかピアノ講師。

※2 無料体験レッスンを受講したあとに、1回ずつのスポットレッスンか月謝制を選択していただけます。料金プラン - Supporting Music

※3 ピアノソロ、アンサンブルで参加、また伴奏の音源をお持ちの方もこちらの費用はかかりません。

Supporting Musicの仲間紹介 ~ チェロ 渡辺あえか先生 ~

今回ご紹介するのはチェロの渡辺あえか先生です

 

ー この度は講師として参加していただき、有難うございます。
落ち着いて冷静なあえか先生が参加してくださり、本当に心強いです。

オンラインレッスンはいつ頃から開始されましたか?

 

 4月、緊急事態宣言が発出されてから始めました。

 

ー 「オンラインレッスンを開始します」と言った時の生徒さんの反応はいかがでしたか?

 

 色々な方がいらっしゃって、「オンラインはちょっと…」と言ってお休みされた大人の方もいれば「はい、わかりました〜」とすぐ切り替えて下さった方もいました。
中学、高校生くらいだと、最初は恥ずかしかったのか一月休会なんていう生徒さんも何人かいましたが、一度お試しで繋がってみるとすんなり移行できたようでした。

 

ー なるほど。やはり反応は様々だったようですね。
先生自身、実際にオンラインレッスンを始める前と後ではオンラインに対する印象は変わりましたか?

 

 実は私自身も画面に映ることが何となく恥ずかしいという気持ちがあったので、最初は少し緊張しました。またスマホホルダー、三脚、マイクなどを用意しなければならないか、とか、やはり音がどう聴こえるのかは心配で、始める前は中々踏ん切りがつきませんでした。
実際は案ずるより産むが易しというように、家にある道具で何とかなりましたし、自分を映すことも慣れました。
まあ、音質については今のところは諦めるしかないです。ただアプリによっては使い方次第で色々と工夫ができることがわかりましたので、音以外に関してはまだ可能性がありそうだ、と思います。

 

ー 確かに先生たちもいつもと違う環境の中で戸惑い、不安はあったことでしょう。
そんな中、家にあるアイテムを使い、工夫次第でオンラインレッスン出来る環境を作られたわけですね。
オンラインレッスンをしてみて「これがあると便利」「生徒さんにはこれを持っていてほしい」といったようなグッズはありますか?

 楽器によって必要かどうかは違うと思うのですが、チェロの場合についてお答えしますね。
それは三脚とスマホホルダーです(スマホの場合)。ついさっき「自分は家にあるもので何とかなった」と言ったばかりですが(笑)。もちろん理由があります。
右手(弓)と左手の両方を見たいので、座っている体の3分の2(大体膝くらいまで)を映す必要があります。カメラが低い位置にあると上の方にある左手は遠くて見にくくなってしまいます。
なのである程度の高さから映すこと、できれば少し上から見下ろすくらい(対面のレッスンで講師が正面から見ている目の高さ)で映せると理想的です。
大抵の方はスマホなどをどこかに立て掛けて使っているようなのですが、これだとどうしても見上げる角度になってしまうんです。
左手が見えにくいので私はいつも画面に喰い付いていますが、やはり細かい動きは見えません。その点、三脚とスマホホルダーがあれば簡単に丁度いい所に設置できるわけです。
ちなみに私がどうしているかというと、折りたたみではない譜面台を目一杯(指揮者の譜面台のように)倒し、スマホの下部前後を物で挟んで固定しています。なので高さのある台があれば三脚は不要とも言えます。
あとは「外付けのスピーカーはあってもいいかもしれません。断然聴きやすくなります(音質はほとんど変わりません)。

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スマホでのセッティング方法。パソコンの時も、スマホとパソコンを入れ替えるだけでこの状態。

ー 先生のお話を伺って、受講する楽器によって適した環境が違うことが分かりました。ふむふむ。
ところで、Supporting Musicでは楽譜の読み方=ソルフェージュにも力を入れています。実際に教えていて、ソルフェージュ不足は感じてますか?

 かなり感じます。
「楽譜読めます」という方でもリズムはよくわかっていない方が多いです。または指番号で音を覚えていて、ポジションが変わるともう迷子…ということもよくあります。
音が跳躍するときなどは音程のイメージができないと、とんでもない音を取ってしまったりもしますね。
録音やお手本がないときには自分で譜面を読まなければなりません。
また、ただの音の並びではなく、曲の雰囲気を感じ取り、より音楽的に表現するにも読譜力は役に立ちます。
私は楽器を演奏する皆さんがご自身の力で楽しめるようになっていただきたいと思っていますので、普段のレッスンでも楽譜をよく読むよう、注意を促しています。

― 確かに自力で楽譜を読めるようにならないと、曲のイメージが湧きにくいし、譜読みをするまでにとっても時間がかってしまいますよね。
特に室内楽やオーケストラなど、メロディーではないフレーズを弾く時は理解出来ていないとイメージしにくいです。
それでは最後に、これからオンラインレッスンを始めてみたい方へのメッセージをお願いします

気軽に始められる、出かけなくて済む、というのがオンラインレッスンのいちばんのメリットだと思います。
ソルフェージュを習いに行く」というよりは「講座を取る」というような感覚で始められてはいかがでしょうか。きっと新しい世界が広がると思います。チェロを弾かれる方には、ヘ音記号の楽譜を中心にソルフェージュを行っています
もちろんチェロのレッスンの方も大歓迎です。音を作り込むことも一緒に弾いて差し上げることもできませんが、お助けマンとして様々なアドバイスでお役に立てれば嬉しいです。

話をじっくり聞いて、丁寧にきちんと言葉を返してくださる渡辺あえか先生。
嘘の匂いが全くない言葉に私は安心を覚えます。
チェロ・ソルフェージュを担当して下さるので、興味がある方はまず無料体験レッスンを受講してみてください

 

supportingmusic.com




 

 

 

 

Supporting Musicの仲間紹介 ~開発担当エンジニア 馬渡康輔氏~

先日、無事にオープンすることが出来たSupporting Music。
これから少しずつ、Supporting Musicを支えてくれているスタッフ・講師を紹介していきます。
トップバッターは、開発担当エンジニアの馬渡氏。このオンライン音楽教室を立ち上げるにあたり、彼がいなかったら実現出来なかったでしょう。

 

ー この度はSuppotring Music開設にあたり、多大なるご協力をいただき、本当に有難うございます。馬渡さんにはどうやって感謝を示せばいいのか悩んでます。
初めてオンライン音楽教室の話を聞いた時はどう思われましたか?確か2月ごろでしたよね?

 
 はい、コロナ緊急事態宣言前でした。コロナによる自粛が行われる以前から、様々な教育分野でのオンラインサービスの普及が顕著だと認識していました。
一方で音楽分野のオンラインサービスに関しては、まだ大規模で便利なオンラインサービスがあるわけではなく、これから育っていくという状況であるため、この企画は、今後の演奏技術を上達させたい全ての方にとって重要な取り組みになるなと感じましたね。

 

ー 確かにこの自粛期間中に全てのオンライで発信されるものが急成長したように感じます。
馬渡さん自身、エンジニアとしてこの状況をどうご覧になっていましたか?


 コロナ禍自体はとてもつらい出来事だと思いますが、このコロナの状況下、様々な業界がたくましく生き残っていくために、たくさんのオンラインサービスが誕生しました。
これは消費者全体 - 自分も含めてです - 今までは不可能だった自宅で色々なサービスを手軽に受けられる環境になったこと、コロナのような外出規制がかかっても継続的にサービスをしっかり受けられる環境が整ったことなど消費者が新たに手にしたメリットも多く見受けられます。
一方で、多岐にわたるオンラインサービスはサービス内容面が価格に比して充実しているか、サービスが多ければ消費者の選定がこれまでより厳しくなる傾向があるため、サービスの内容そのものが優れているかどうかの競争が激化していくと考えています。

― なるほど。確かに最初は物珍しさで人気が出るかもしれませんが、似たようなサービスが増えるとより中身の充実・満足感が重要になりますよね。
ではこのSupporting Musicのシステムを作る時、特に拘った点はありますか?

 
オンライン音楽教室のアプリは開発には3つポイントがありまして、ユーザーさんにはレッスン予約からワンポイントレッスン受講されたい場合の都度決済、月謝のクレジットカードお支払いなどの手続き面が数クリックで簡単にできて快適にレッスンを受けることができる環境であること、これがまず1つです。
2つ目は、たくさんの生徒さんが同時に多様なリクエストをアプリとの通信で利用されても安定したサービス提供を実現する大規模通信に対応したシステムであることです。
3つ目は生徒の皆さんが安心してサービスを受けられるように、個人情報漏洩を防ぐシステムのセキュリティが現在の技術でできる最高水準であることです。少し古い技術ではこの3つ目は大きなリスクです。
ここ数年でも日本の官公庁などの高セキュリティが求められるシステムで古いシステムゆえに個人情報漏洩を起きるニュースが頻発しています
(参考記事: https://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/1703/10/news157.html )。
これらを満たすためにフレームワークやサーバー環境などシステム構成にはこだわり抜いています。例えばデータストレージやメールの送受信では世界最大の通販業Amazon社の取引用サーバーリソースが利用できるAWSを利用しています。日本で著名な企業だと任天堂DeNAと同じリソースをSupporting Musicのシステムでは採用しています。
( 参考記事:https://aws.amazon.com/jp/solutions/case-studies/nintendo-dena/ )

― システムについて全くわからない私でも、安全・分かりやすいシステムなのだということがとてもよく伝わってきました。
ところで、馬渡さんはご自身も趣味で楽器をされているそうですが、生徒さん側からみたオンラインレッスンはどんな感じですか?実際、体験されたことはありますか?

 ありがとうございます。
はい、趣味で30代になってからバイオリンに興味を持ち、ここ数年習っております。
オンラインレッスンは自粛期間中に何度か平常時から習っている先生にSkype経由で受講させていただきました。
当初、スカイプでのレッスンではビデオ通話なので、音質などの制限がどうしてもあるため、いつものお部屋でのレッスンと同じように練習進捗成果が先生にうまく伝わるか不安だった(普段のレッスンでも不安ですが苦笑)のですが、受講してみると、スカイプの音質水準で、先生に進捗や改善点が普段のレッスンのように即座にご指摘いただけて次の改善のための宿題もしっかりいただけたので、今回のコロナ自粛期間のようなの外出が難しい場合にも練習を普段のように進めることができるなと実感しています。
自分は、スカイプは普段あまり利用していなかったのですが、慣れるとライン(LINE)で投稿するくらいの手軽さで利用できるなと感じました。
また、今回のようなSupporting Musicのオンラインレッスンのサービスが開始されたことは、上達したいと考える多くの方にとって、お住まい地域等関係なく習ってみたい魅力的な先生のレッスンを受講できる環境になったことはとても大きいと思います。
これまでは音楽の世界の第一線で活躍されている先生に習ってみたいと思ってらっしゃる方でお住まいが遠隔地の場合など、様々な事情で、泣く泣くあきらめるしかなかったことも多かったかもしれませんが、Supporting Musicのオンラインレッスンは、講師の先生方は皆様、最前線でご活躍されている豊富な実績とご経験のある演奏家でいらっしゃいますし、受講する場所も選ばないですし、さらに、価格面も明確になっており、
オンラインレッスンでの上達の道がググッと開けたのを感じます。

 

― 確かにどのジャンルでもオンラインの魅力は住んでる環境を問わないところですよね。オンラインの「良いこと取り」をしていければ、対面だけでは得られないスキルアップにも繋がると思います。
では最後に。これからSupporting Musicを利用してくださる方へメッセージを。

 今回自分たちの開発チームはシステム面で関わらせていただきました。
日本でこのような魅力的な講師陣のオンライン音楽教室は現在このSupportingMusicだけだと思います。無料お試しもあるので、ちょっとでも興味あるかたは気軽に試していただけます。
どんな先生がいらっしゃるのだろうと思われた方、講師一覧から、様々な楽器のエキスパートの先生方の自己紹介がご覧になれます。ちょっとのぞいてみていただくと、レッスンを受けてみたい先生とのかけがえのない出会いがあるかもしれません。
SupportingMusicを通じて楽器演奏の上達と素晴らしい先生との出会いを果たされ、レッスンを受講される方の人生がより一層豊かなものになるきっかけになれば、アプリ開発チームとしてはとても嬉しいです。

 

2月の深夜、ボソボソ夜中に呟いたのがきっかけでした。
まさかそれがこんなに早く、しかも現実になると思っていなかったので未だにびっくりです。
生徒さん・講師共に使いやすく安心出来るシステムを!と、利益とは全く関係なく、ひたすらに作ってくださる姿に、技術者としてのプライドと温かい人間性を感じています。
馬渡氏がSuppotring Musicに注いでくださったエネルギーを無駄にしないためにも、奏でる楽しさを発信していきます。

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